商売としての経営学研究者

経営学の研究者を商売にするということにまつわるあれこれを考えてみる場です。

写真で振り返る滞在:ロッテルダム (Day3)

少し間が空きましたが、オランダ(ロッテルダム)の大学、建築を振り返り、今回はその他、滞在で気づいたことをばーっと書き連ねます。

 

まずは滞在中に見つけた本たちをご紹介。

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まずはみなさんご存知『はらぺこあおむし』の絵本です。

オランダ語を解する知人に見せたところ、子どもの教育向けの内容ではないかということです。

執筆者も小さい頃に読んで、今も家にあるので、そんな本とロッテルダムという異国の地で再開するとは、とすこし(約5秒)感慨にふけっていました。

著者であるエリック・カールさんはアメリカの方だそうで、世界中で読まれている絵本ということでしょうか。

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この2冊はスキポール空港で見かけました。

左は小さいですが『嫌われる勇気』、右は『コンビニ人間』です。売れてる本コーナーにあったので、ほんまかいなと思いながらも、すごいなーと(10秒ほど)思いました。

村田沙耶香さんの日経新聞夕刊(確か)のコラムおもしろかったです。

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この『配色事典』はなぜかTilburgという場所にある「Textile Museum」で売ってました。海外に行くと日本語とか、日本食レストランとか、そういったものにすごく意識が向く、というか、目が吸い寄せられる気がします。

逆の立場では、外国の方が日本に来たときは、少しでも母国語のアナウンスや、母国のレストランがあると安心する、あるいはつい入ってしまうのかもしれません。

じっさいロッテルダムの中華料理店に行きましたが、中国の方が多く来店されていた気がします。せっかくオランダに来たのだから、自国で食べられないものを食べればいいのにと思いますが、人のことは言えませんね、、笑

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13ユーロもしましたが、本格的なラーメンでした。ちょっと油分が多かったですが、、@天才ラーメン

 

食といえば、マクドナルドはどの国にもありますね。

執筆者がオックスフォードに行ったときも、シカゴに行ったときも行きました。シカゴもそうでしたが、でかいタッチパネルのような機械が入るとすぐにあって、それで注文する仕組みになってます。

しかし、朝マックはあんまりおいしくなかった。作り置きのようで、ベーコンがぱさぱさでした。

前にMBAの授業で留学生の人たちが「マクドナルド、ふふ」みたいな反応でしたが、日本のマクドは一味違いますよ。(本社は新宿)

まあ空間と景色は良かったので、及第点としましょう。

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少し戻りますが、Textile Museumの様子を少し。

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この織機は以前「ブラタモリ」の西陣の回でも出てきましたが、ジャガード織りの機械だそうです。

パンチカードを読み込ませて、模様を再現します。

下はより近代的な設備です。

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ドルニエというドイツのメーカーと、ストーブリというスイスのメーカーのものがありました。

日本だと豊田自動織機トヨタ自動車との関連では有名ですね。

ロッテルダム近郊の醸造所でもTOYOTAフォークリフトが活躍してました。

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これを作っているのはトヨタではなく豊田です。

 

最後に、乗り物について。

ロッテルダム中央駅を出てすぐに路面電車が目に入ります。(個人的に滞在中で一番気に入ったものかもしれません)

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で、以下がスキポール空港ロッテルダムを結ぶ「インターシティ・ダイレクト」の車両です。

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いずれもアルストムというフランスのメーカー製だったと思います。たぶん

世界の鉄道メーカーは他に、ボンバルディアシーメンスなどがあるそうです。

あんまり海外の鉄道オタクという人は聞きませんね。

 

さて、観光地っぽい写真は一枚もなかったと思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。

やはり海外に行くと学びが多いです。(旅行よりも留学で、グループよりも単独で)

以前読んだ記事でMITの石井裕先生が「独創・共創・競創」と「他流試合」、そして「海外雄飛」が大事だとおっしゃっていました。Strongly agreeです。

ではまたお目にかかりましょう。

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(おわり)

 

*参考

 

academic-dokusho-memo.hatenablog.com

 

 

academic-dokusho-memo.hatenablog.com