商売としての経営学研究者

経営学の研究者を商売にするということにまつわるあれこれを考えてみる場です。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

商売としての経営学研究者 (Day4.1)

前回のよく分からないブログ↓の続きです。 academic-dokusho-memo.hatenablog.com 「商売としての」というキーワードなので、やはり考えるべきはお金を含めた対価、報酬のこと。この部分は会社員employeeや大学教員であれば、お給料が毎月一定額もらえるので…

商売としての経営学研究者 (Day4)

ちょっと別の場所にメモを書いたのですが、あまりまとまりきらなかったので、ここで書きながら自身の思考を整理したいと思います。 まず、経営学研究者は"Platform individual"になれるのではないか、ということです。 なんじゃそら?という声にお応えして、…

商売としての経営学研究者 (Day1.1)

少し変則的にDay1.1としてみました。下記投稿の続編という位置づけです。 academic-dokusho-memo.hatenablog.com まず、経営学研究者の収入源(生活費、活動資金)は下の二本柱でしょうか。 ・授業料 ・研究費(国から) で、下の2つの疑問が湧いてきました…

商売としての経営学研究者 (Day3)

なんだかんだで第3回です。(どうも経営学とか研究者像について色々と言わないと気が済まないような、執筆者のようです笑。それなりに需要があると信じて、アニソンメドレーを聞きながら) 今回は「慣れ」ということについて。 先日まで東京暮らしで、とある…

商売としての経営学研究者 (Day2)

先日、祖父母の家の近くにあるロート製薬本社の近くをぶらぶら歩く機会がありました。(今は本社ではないかもです) goo.gl この辺りは一応「東大阪」と呼ばれる町工場の多いエリアで、周囲にもなんとか製作所とか、なんとか鉄工所とか、なんとか化学とか、…

挟土秀平 (2012)『左官 挟土秀平の生きる力』六耀社 (Day1)

このブログのタイトルは「読書メモ」なので、書いてみます。日頃は読んだ本の抜き書きをEvernoteで書き、Wordファイルに保存しているイナダです。(今日の数えたところ259冊分ありました。わお) *執筆者について academic-dokusho-memo.hatenablog.com 初…

商売としての経営学研究者 (Day1)

「経営学研究者を目指して」と書いたものの、イマイチどういう職業あるいは商売なのか分からん。。という問題意識に基づき、少し考えてみたいと思います。 研究者としての立場からビジネスや企業(あるいは起業)の現場と関わることの重要性や難しさについて…

執筆者について

(20190512作成) (20200404更新) (20200820更新) (20200920更新) (20201214更新) 名前 イナダタカヒロ 経営学分野の研究者として日々研鑽中。 キーワード 起業家論、経営科学、研究方法論 プラットフォーム・ビジネス(場づくり) 略歴 奈良の国立…

執筆方針 (Day1)

この度、実験的に「アカデミックな読書メモ」というテーマで記事を書くことにしました。それに際して、それぞれの記事に通底する理念や哲学(そんなたいそうなものではなく心構えぐらいかな)のようなものをここに記します。 執筆者のプロフィールはこちら 1…